埼玉県所沢市で自動車鈑金塗装を手がけるNKモータース。創業者の30年以上にわたる鈑金技術と、お客様第一の姿勢が地域の信頼を集めている。今回のインタビューでは、創業のきっかけや挑戦、そして困難を乗り越える中で見つけた信念について伺った。
技術と情熱を礎に——起業のきっかけ
「お客様の大切な車を早く、キレイに直したい」。そう語るのは、NKモータース代表の黒川哲和氏だ。彼は、有名自動車ディーラーの鈑金塗装工場で修行を重ね、30年以上のキャリアを積んできた。修行時代、顧客の希望に寄り添った修理を模索する中で、「費用をあまり掛けられないけど、きれいに直したい」と願う人々が多いことに気づいたという。
「自分なら技術で応えられるかもしれない」と感じ、地元・所沢市での起業を決意。最初は地元の「高橋自動車工業」の鈑金部門を借りて作業を始め、今では独立した事業を展開している。

創業時の苦悩——「諦めないで考え抜く」
しかし、創業当初から順風満帆というわけではなかった。特に、最も印象的だったエピソードとして黒川氏が挙げたのは、ある修理の現場での体験だ。
「思いの外、車体の損傷が激しくて。この環境じゃ直せないんじゃないかと冷や冷やしました」。
その状況で黒川氏は、既存の道具では解決できないことを悟り、なんと自作の道具を開発して対応。既存のツールの使い方をアレンジし、新たな方法を生み出すことで修理を成功させた。
「道具の使い方は無限大だと思いました。諦めないで考えることが一番の教訓ですね」
その情熱と柔軟な発想は、困難な状況を乗り越える力となり、事業の成長を支える柱となっている。

地域密着型のサービス——NKモータースの特徴
NKモータースのサービスは、埼玉県所沢市を中心に、地域の人々に愛される存在を目指している。
「車をぶつけて困った方や、修理費用を抑えたい方が気軽に相談できる場所でありたい」と黒川氏。修理内容も柔軟に対応し、「他の工場で交換しか方法がないと言われた車を、交換よりも安く直す方法で解決する」といった実績も多い。
こうした対応力は、修理の選択肢を広げたいという黒川氏の想いと長年の経験がなせる技だ。格安の修理から、費用をしっかりかけて仕上げたい要望まで幅広く対応できる点が大きな強みと言えるだろう。

車の進化と共に——技術革新を追い続ける
「車も日々進化しています。我々もそれに合わせて技術を磨かなくてはなりません」。
黒川氏は現在、日々進化する車の構造や技術に対応するため、自己研鑽を続けている。特に近年は、エコカーや電気自動車といった新しい車種の増加に伴い、より精密な修理技術が求められているという。
「仕事の大小に関わらず、手を抜かないで仕上げることを心がけています」。
この真摯な姿勢が、リピーターや口コミで新たな顧客を引き寄せる原動力となっている。
今後の展望——「頼もしい存在」であり続ける
黒川氏が描く未来は、地域における信頼と安心感をさらに広げることだ。
「困ったときに頼れる、頼もしい存在になりたい」と語る黒川氏。修理の技術だけでなく、お客様一人ひとりのニーズに応える柔軟さや丁寧な対応も重視している。
また、法人化を控えた現在、体制を整え、さらに多くの顧客に対応できる体制を目指している。
「小さな傷から大きな修理まで、諦める前に一度相談してください。必ず最適な方法を提案します」。
まとめ
NKモータースは、30年以上の鈑金技術を礎に、お客様の多様なニーズに応える地域密着型の修理工場だ。創業時に直面した困難を乗り越えた黒川氏の姿勢は、諦めないこと、そして柔軟な発想の重要性を教えてくれる。
これからも所沢市を中心に、車の修理で困った人々にとって欠かせない存在として成長していくだろう。高橋氏が繰り返し語った「技術を磨き続けること」は、車社会の進化に寄り添うための約束でもある。
会社名 | NKモータース |
代表者名 | 黒川哲和 |
所在地 | 埼玉県所沢市北野3-22-3 |
設立年 | 2021年9月1日 |
事業内容 | 自動車鈑金塗装 |
ホームページ | https://www.nkmotors.net |